【ジーナ式ネントレ】いつからはじめる?開始時期の違いによるメリットと大変だったこと

【ジーナ式ネントレ】いつから始める? ジーナ式について

「ジーナ式ネントレを成功させている人は、実際にいつからスケジュールを取り入れているの?」

「うちの子は月齢が進んでいるから、もう遅いんじゃないかな…?」

と感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」によれば、早ければなんと生後7日ごろから。

は、はやい…!

ジーナ式ネントレは、0歳の間であればいつから始めてもOK!

いつからでも始める事ができるのはわかりました。

でも実際はどのタイミングから始めるのが一番いいの?

実体験から私は、低月齢からジーナ式ネントレを始めることをオススメします。

低月齢から開始した方が、スケジュールの定着がスムーズいくことが多いです。

ですが「いつから始めるか」で「メリット」「大変だったこと」が違うのでそれぞれ解説しますね。

この記事はこんな方にオススメです
  • いつからジーナ式ネントレを始めたらいいか知りたい方
  • ジーナ式ネントレを、生まれて間もなく開始することで、どんな「メリット」「大変だったこと」があるか知りたい方
  • ジーナ式ネントレを、月齢が進んでから開始することで、どんな「メリット」「大変だったこと」があるか知りたい方。
  1. ジーナ式ネントレってなに?
  2. ジーナ式ネントレ:生まれてまもなく開始する場合の開始時期
  3. ジーナ式ネントレ:月齢が進んでから開始する場合の始め方
  4. 【生後1ヶ月】低月齢からジーナ式ネントレを開始した体験談
    1. 低月齢からジーナ式ネントレをするメリット
      1. メリット①:スケジュール定着までがスムーズ
      2. メリット②:夜通し寝までの期間が短くなる
    2. 低月齢からジーナ式ネントレをして大変だったこと
      1. 大変だったこと①:ママがスケジュールに慣れるまで大変
      2. 大変だったこと②:朝寝坊できない
  5. 【生後4ヶ月】月齢が進んでからジーナ式ネントレを開始した体験談
    1. 生後4ヶ月から始めた理由と、4ヶ月まで始めなかった理由
    2. 月齢が進んでからジーナ式ネントレを開始するメリット
      1. メリット①:ママ自身も育児に慣れてきている
      2. メリット②:スケジュールが緩やか
    3. 生後4ヶ月から始めて大変だったこと
      1. 大変だったこと①:スケジュールに慣れるのが大変
      2. 大変だったこと②:すでに「癖」がついている場合が多い
  6. 【ジーナ式ネントレ】開始準備!便利なアイテム
    1.   遮光カーテン
    2. ベビーモニター
    3. 温湿度計
    4. ベビーベッド
    5. おくるみ
    6. ハーブティー
  7. ジーナ式ネントレやり方は4ステップ
    1. 👣 STEP1:準備する
    2. 🗓️STEP2:スケジュールを知る
    3. 🌱 STEP3:できそうなことから始める
    4. 🐢 STEP4:徐々に慣らしていく
  8. まとめ

ジーナ式ネントレってなに?

ジーナ式ネントレは、

「赤ちゃんの生活リズムを整えて、赤ちゃんが自分の力で自然に眠れるようにする」

メソッドです。

特徴はこんな感じ
  • 一日のスケジュールを決めて習慣化する。
  • 授乳やお昼寝のタイミングも決まっている。
  • 寝かしつけを「習慣(ねんねルーティン)」で行う(抱っこや添い乳に頼らない)

ジーナ式ネントレをすることで、寝かしつけの負担が減り、赤ちゃんが決まった時間にスムーズに眠れるようになるとされています。

ジーナ式ネントレは、スケジュールの重要性をにする機会が多いのでつい勘違いしがちですが「スケジュールをこなす」のでが目的でなく、スケジュールに沿って生活することで生活リズムを整え、「安心して眠れる環境をつくってあげる」のが目的です。

ジーナ式ネントレ:生まれてまもなく開始する場合の開始時期

「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」には、このように記載されています。

  • 出生体重まで戻った。
  • 授乳間隔が3時間空いても平気(3時間はそれぞれの授乳間隔から計る。つまり、授乳に1時間かかった場合は、そこから次の授乳までは2時間ということになる)。
  • 授乳間隔が空いても大丈夫な兆候があるー授乳のために起こさなければいけないことが多い。
  • 授乳後しばらくの間は機嫌よく目を覚ましていられる。
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20

産まれたばかりの赤ちゃんは産まれてすぐ、一時的に体重が減少し、生後7〜10日くらいで出生体重に戻ります。

つまり早ければ、生後7日頃からジーナ式は開始できる!ということですね!

ジーナ式ネントレ:月齢が進んでから開始する場合の始め方

月齢が進んで睡眠の悩みに直面したり、ジーナ式ネントレを知る方もいるかと思います。

そんな方はこちらを参考にしてください。

出産後しばらくしてから始める場合は、赤ちゃんの月齢に近いスケジュールをいくつか確認して、その中から今の毎日のリズムに一番近いものを選んでください。

実際の月齢より数週間前のものを使うことになるかもしれませんが、問題はありません。

スケジュールが定着し、夜中の睡眠が改善したらすぐに月齢に合わせたスケジュールにステップアップできます。

ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20

つまり月齢が進んだ赤ちゃんがジーナ式ネントレを始める場合、「月齢」に合わせたスケジュールから始めるのではなく、

「今の赤ちゃんの生活リズム」に1番近いスケジュールから始めるのがポイントです。

【生後1ヶ月】低月齢からジーナ式ネントレを開始した体験談

我が家の次男は生後1ヶ月と1日(生後5週間)からジーナ式ネントレを開始しました。

低月齢からジーナ式ネントレをするメリット

低月齢からジーナ式ネントレをするメリットは、以下の通りです。

低月齢から始めるメリット
  • メリット①:スケジュール定着までがスムーズ
  • メリット②:夜通し寝までの期間が短くなる

メリット①:スケジュール定着までがスムーズ

低月齢からスケジュールを始めるメリットとしてはスケジュール定着までがスムーズ」な点が一番大きなメリットだと感じました。

月齢が低いとまだ赤ちゃん自身の生活リズムが固まっていません。

月齢が進んで生活リズムが固まってから始めるよりも、赤ちゃんの戸惑いや負担が少なかったように感じます。

また昼夜逆転や寝かしつけの際に「変な癖」がついていたとしても軌道修正が楽だと感じました。

メリット②:夜通し寝までの期間が短くなる

早くから「朝7時からしっかり明るく、夜19時からは静かに過ごす」といったリズムを意識すると、昼夜逆転のリスクがぐっと減ります。

ジーナ式では早期から、日中の寝かせすぎ・疲れすぎを防止して、必要な授乳量も満たしてあげる事ができるので、夜通し寝るようになるのも早くなる傾向があります。

生後4ヶ月からジーナ式ネントレを始めた長男は生後8ヶ月でやっと夜通し寝をしましたが、生後1ヶ月から始めた次男は生後3ヶ月で夜通し寝を成功することが出来ました!

低月齢からジーナ式ネントレをして大変だったこと

低月齢からジーナ式ネントレをして大変だったことは、以下の2つです。

低月齢から始める上で大変だったこと
  • 大変だったこと①:ママがスケジュールに慣れるまで大変
  • 大変だったこと②:朝寝坊できない

大変だったこと①:ママがスケジュールに慣れるまで大変

ジーナ式スケジュールは月齢が低いほどスケジュールが細かく、15分単位で指定されている時間もあります。

産後間も無く、育児も慣れていない段階でスケジュールを始めるのは、大変に感じる方も多いのではないでしょうか。

赤ちゃん自身のスケジュールの定着は低月齢の方がスムーズに感じましたが、ママの体力を考えると、頻回授乳で寝不足の低月齢の時の方が、体力と気力の両面で頑張りが必要だと感じました。

大変だったこと②:朝寝坊できない

ジーナ式ネントレのスケジュールはどの月齢でも必ず朝7時から開始します。

まだ低月齢の赤ちゃんは、授乳回数も多く私たちも寝不足。

正直「もっと寝ていたい」と思う日だって、何日もありました。

どうしても眠たい時は少しだけ朝寝坊。30分だけスケジュール開始を遅らせる日もありましたよ。

【生後4ヶ月】月齢が進んでからジーナ式ネントレを開始した体験談

長男は生後4ヶ月1日目からジーナ式ネントレを開始しました。

生後4ヶ月から始めた理由と、4ヶ月まで始めなかった理由

長男は生後4ヶ月までジーナ式ネントレを開始しなかった理由は2つ。

  • 初めての子供でそこまで考える余裕がなかった。
  • 産後の寝不足の頭で本を読み返し、スケジュールを理解して実践するのはハードルが高かった。

生後4ヶ月頃から始めた理由

  • お昼寝から必ず30分で目が覚めてしまう。
  • お昼寝が長くできず、子の1日の睡眠時間が10時間未満の日がほとんどで、睡眠不足が心配だった。
  • 子が30分で起きる=私の自由時間ほぼなし…!涙

睡眠不足による子供のぐずりと心休まる時間がなく、ストレスが限界に達し、一念発起!

生後4ヶ月からジーナ式ネントレを開始することにしました。

月齢が進んでからジーナ式ネントレを開始するメリット

月齢が進んでからジーナ式ネントレを開始するメリットは、以下の通りです。

月齢が進んでから開始するメリット
  • メリット①:ママ自身も育児に慣れてきている
  • メリット②:スケジュールが緩やか

メリット①:ママ自身も育児に慣れてきている

産後すぐは心も体もボロボロ。

でも数ヶ月たつと、ママも少しずつ育児に慣れて、自分のリズムもつかめてきますよね。

そんな今だからこそ、冷静に・前向きに進める余裕があるというのも大きなポイントです。

メリット②:スケジュールが緩やか

月齢が進むと赤ちゃんの体力もついてきて授乳回数も減っているので低月齢の時よりもスケジュールが緩やかになっています。

ママもスケジュールに慣れない中で、緩やかに始められるのは大きなメリットだと感じました。

生後4ヶ月から始めて大変だったこと

生後4ヶ月からジーナ式ネントレをして大変だったことは、以下の通りです。

月齢が進んでから開始して大変だったこと
  • 大変だったこと①:スケジュールに慣れるのが大変
  • 大変だったこと②:すでに「癖」がついている場合が多い

大変だったこと①:スケジュールに慣れるのが大変

月齢が進んでからジーナ式ネントレを開始しようと思うママさんには、赤ちゃんの睡眠に悩んでいる方が多いと思います。

睡眠が乱れていると「今の生活リズムに一番近いもの」を探すのが難しく感じることも。

赤ちゃん自身の生活リズムも低月齢の時よりも固まってきていることが多いので、ジーナ式スケジュールに慣れるのも時間がかかります。

また月齢が進むと赤ちゃん自身の感情表現が豊かになっており、そんな赤ちゃんが慣れないスケジュールに泣いて抵抗してる姿を見ると、スケジュールを進めることに罪悪感を感じることも難しさの一つです。

大変だったこと②:すでに「癖」がついている場合が多い

月齢が進むにつれて、赤ちゃんは「こうやって寝るもの」という習慣が身についています。

たとえば:

  • 添い乳でしか寝ない
  • 抱っこじゃないと寝ない
  • 背中スイッチが敏感

こういった習慣を変えるのは、赤ちゃんにとってもママにとっても根気がいる作業になります

月齢が進んでから始めるジーナ式ネントレには、

  • 「すでにできあがった習慣の修正」
  • 「赤ちゃんの抵抗」
  • 「ママの心の準備」

といったハードルがあります。

焦らず、小さなステップで取り入れていくことで、ジーナ式はきちんと成果が出てきます。

【ジーナ式ネントレ】開始準備!便利なアイテム

2人をジーナ式ネントレで育てた経験から、赤ちゃんの睡眠を整えるためにおすすめのアイテムを紹介します。

ネントレをしない方も、赤ちゃんの睡眠を整えるためにはあると便利なものなので、ぜひ参考にしてください。

📚詳しい”ジーナ式ネントレのはじめかた”はこちら

オススメ便利アイテム
  • 遮光カーテン
  • ベビーモニター
  • 温湿度計
  • ベビーベッド
  • おくるみ
  • ハーブティー

  遮光カーテン

ねんねの成功のために欠かせないナンバーワンアイテムです!

ある研究によると暗闇では脳の働きが変化し、眠るための準備を始めることがわかっています。

眠りが浅くなるタイミングでは、ほんのわずかな光でも目を覚ましてしますことがあります。

我が家ではまだジーナ式を開始していない長男が生後3ヶ月頃。、まだ遮光の重要性に気づく前、早朝4時にキラッキラの笑顔で起床してきた時は悲鳴をあげそうでした。

ベビーモニター

遮光を整えた部屋でお昼寝をするようになると心配なのは赤ちゃんの様子。

特に寝返りを始めた生後4ヶ月以降は心配でたまりませんよね。

そんな時にベビーモニターがあれば安心して見守ることが出来ます。

これから育児をされる方は購入は必須だと思います。

温湿度計

【快適な睡眠環境の目安】
  • 室温:
    • 冬:20〜23℃
    • 夏:26〜28℃
  • 湿度:50〜60%

特に季節の変わり目は大人でも寝付きにくかったり、寝苦しかったりしますよね。

大人よりも繊細な赤ちゃんの睡眠環境には、温度だけでなく湿度もとっても大事。

温湿度計があれば安心して赤ちゃんのねんねの環境を整えてあげることが出来ます。

ベビーベッド

赤ちゃんを安心して寝室で寝かせるために必要なのがベビーベッドです。

我が家ではベビーベッドにはマットレスのみ。掛け布団も枕も何も置かず、窒息の心配なく安心して赤ちゃんを寝かせられるように環境を整えています。

ベビーベッドでは大人のスペースと赤ちゃんのスペースを柵で区切ることができるので、赤ちゃんのスペースに寝返りをした大人が入り込むこともなくなり、大人の布団が誤って入り込んでしまうこともなくなり、赤ちゃんが窒息する危険を減らすことも出来ます。

我が家は大人はベッドではなく布団を敷いて寝ているのですが、ベビーベットを布団の隣に置いて、大人のスペースとは柵で区切って寝ています。

おくるみ

特に低月齢からジーナ式ネントレを始めるママには大変心強いアイテムだと思います。

おくるみで包んであげることで安心感を与えることができ、またモロー反射で起きてしまうことも防ぐことができるので、スムーズに入眠することが出来ますよ。

次男はおくるみを導入することで、セルフねんねを習得することができました。

ハーブティー

昼夜問わずねんねの時間にしっかり眠るためには、空腹を満たすことが重要。

私はすぐに乳腺が詰まって痛くてたまらない。なのに、母乳だけでは赤ちゃんのお腹を満たしてあげられず悩んでいました。

そんな時にお守り代わりに家に常備していたのが2種類のハーブティーです。

2種類のハーブティーをその日の体調に合わせて飲み分けて体調管理していました。

ジーナ式ネントレやり方は4ステップ

実際にジーナ式ネントレをしてみよう!と思ったら4つのステップで進めていくのがオススメです。

👣 STEP1:準備する

💡「準備」では4つのポイントを意識してください。

1:目的を考える →なぜジーナ式ネントレをするのか、目的を持っておく。

2:本を読む →ジーナ式ネントレは本を読まなくても様々な情報が発信されています。ですが必ず原著である「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」を読んで、まずご自身で理解する事が大切です。

3:環境を整える →主に睡眠環境。ジーナ式ネントレでも肝になる部分。

4:家族に知らせる →「ジーナ式ネントレをすること」「その目的」を家族と話し合っておくことで協力し合って育児をする事ができます。

🗓️STEP2:スケジュールを知る

ジーナ式ネントレでは月齢ごとにスケジュールが決められており、決められたスケジュールに沿って生活します。

赤ちゃんの今の月齢とそのスケジュールを確認しましょう。

🌱 STEP3:できそうなことから始める

スケジュールを確認するとスケジュールが窮屈に感じたり、本当にできるのか不安になる方もいると思います。まずは完璧を目指さずできることからでOKです。

🐢 STEP4:徐々に慣らしていく

できそうなことからスタートした、次はもう1個できることを増やしましょう。

そうやってゆっくりと赤ちゃんと一緒にジーナ式ネントレに慣れていってくださいね。

📚ジーナ式のやり方についてもっと詳しく解説した記事もオススメです。

まとめ

ジーナ式ネントレは、「赤ちゃんの生活リズムを整えて、赤ちゃんが自分の力で自然に眠れるようにする」メソッドです。

ジーナ式ネントレは0歳の間であればいつからでもスタートできますが、実際に「低月齢」「月齢が進んでから」両方のタイミングでジーナ式ネントレを開始した経験から感じたことは、

低月齢からスケジュールを開始した方が楽

だということです。

もし今「ジーナ式ネントレをしてみようかな」と感じている方は、まずはできることからゆっくりと始めてみることをオススメします。

ジーナ式ネントレが軌道に乗ると、赤ちゃんにとってもママにとっても生活がうんと楽になりますよ。

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📚参考文献
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20

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