「ジーナ式ネントレをやってみたいけど、一体いつから始めたらいいの?」
と感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」によれば、早ければ生後10日ごろからジーナ式は開始できると書いています。

でも、実際に始めるタイミングは家庭によって違ってOK!
私の場合は、長男4ヶ月・次男1ヶ月から始めました。
2人をジーナ式で育ててみて思ったことは、
私の場合、ネントレは低月齢から初めた方が圧倒的に楽と感じました。
この記事では、
なぜその月齢で始めたのか。
それぞれの月齢からスタートさせる上で大変だった点や、正直やって良かった?
を本音でお伝えしていきますね。
ジーナ式ネントレってなに?

ジーナ式ネントレは、「赤ちゃんの生活リズムを整えて、赤ちゃんが自分の力で自然に眠れるようにする」メソッドです。
- 一日のスケジュールを決めて習慣化する。
- 授乳やお昼寝のタイミングも決まっている。
- 寝かしつけを「習慣(ねんねルーティン)」で行う(抱っこや添い乳に頼らない)
ジーナ式ネントレをすることで、寝かしつけの負担が減り、赤ちゃんが決まった時間にスムーズに眠れるようになるとされています。
生活リズムを整えることで、「眠れる環境をつくってあげる」のが目的です。
【ジーナ式ネントレ】いつからはじめる?
「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」によれば、早ければなんと生後10日ごろから。

は、はやい・・・!
ジーナ式成功させている人は生後10日ほどでスケジュールに進んでいるの?

いいえ!私の場合は産後10日にジーナ式ネントレを始める、心と身体の余裕はありませんでした。
なのでもっとゆっくりスタートさせましたよ。
長男・次男と開始時期が違って、それぞれの理由や大変だった点があるので解説しますね!
「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」によれば
「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」によれば、
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
- 出生体重まで戻った。
- 授乳感覚が3時間空いても平気(3時間はそれぞれの授乳感覚から計る。つまり、授乳に1時間かかった場合は、そこから次の授乳までは2時間ということになる)。
- 授乳間隔が空いても大丈夫な兆候があるー授乳のために起こさなければいけないことが多い。
- 授乳後しばらくの間は機嫌よく目を覚ましていられる。
上記項目を全て満たしていれば、スケジュールに進んで良いそうです。
産まれたばかりの赤ちゃんは産まれてすぐ、一時的に体重が減少し、生後7〜10日くらいで出生体重に戻ります。
ということは生後10日ごろからジーナ式は開始できる!
ということですね。
長男はいつから【ジーナ式ネントレ】を始めた?

長男は生後4ヶ月1日目ジーナ式ネントレを開始しました。
ジーナ式ネントレは出産前に知人からオススメされて知っており、本も出産までに読んで予習バッチリ!
でも生後4ヶ月までは始めなかったんです。
生後4ヶ月から始めた理由と、4ヶ月まで始めなかった理由
長男は生後4ヶ月までジーナ式ネントレを開始しなかった理由は2つ。
- 初めての子供でそこまで考える余裕がなかった。
- 産後の寝不足脳で本を読み直し、スケジュールを理解し直して実践するのにはハードルが高かった。
生後4ヶ月頃から始めた理由。
- お昼寝から必ず30分で目が覚めてしまう。
- お昼寝が長くできず、子の1日の睡眠時間が10時間未満の日がほとんどで、睡眠不足が心配だった。
- 子が30分で起きる=私の自由時間ほぼなし・・・!涙
睡眠不足による子供のぐずりと一人でホッとする時間のない私のストレスで限界を感じ、一念発起!
生後4ヶ月からジーナ式ネントレを開始することになりました。
4ヶ月から始める上で大変だったこと:スケジュール定着と寝かしつけ
生後4ヶ月からジーナ式をはじめる上で大変だったことは2つ。
「スケジュールの定着」「寝かしつけ」です。
スケジュールの定着
出産後しばらくしてから始める場合は、赤ちゃんの月齢に近いスケジュールをいくつか確認して、その中から今の毎日のリズムに一番近いものを選んでください。実際の月齢より数週間前のものを使うことになるかもしれませんが、問題はありません。スケジュールが定着し、夜中の睡眠が改善したらすぐに月齢に合わせたスケジュールにステップアップできます。
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
我が子の場合は睡眠が乱れ「今の毎日のリズムに一番近いもの」が分か離ませんでした。
本来でれば「3〜4ヶ月目」のスケジュールの月齢ですがとりあえず、一つ前の「8〜12週目のスケジュール」で実践を開始しましました。
もともと寝ない子だった我が子。スケジュールを始めたからといって、もちろんいきなり寝るようにはなりません。
「本当に合ってるかな」「寝るようになるかな」と、泣き喚く我が子を寝かしつけながら、何度も心が折れそうになりながらもジーナ式を信じて、
自書き起こして壁に貼ったスケジュールと睨めっこしている毎日を過ごしていました。
寝かしつけ
ねんねトレーニングをした子=「赤ちゃんが自分の力で自然に眠れるようになる」
いわゆる「セルフねんね」のイメージってありませんか?
長男もそのうち自然と「セルフねんね」するのかな、なんて期待していました。
もともと眠るのが苦手な我が子、ねんねルーティンや「クライ・ダウン・メゾット」を試行錯誤しながら試みました。
ですが泣き叫ぶ声に私が耐えられなくなり挫折。結局セルフねんねを習得することはできませんでした。
今思えば、もっと上手にサポートしてあげれたら、セルフねんねも習得できていたのかなと思います。
「セルフねんね習得までのコツ」は別記事に執筆予定です。
大変だったけどやってよかった!
当時は必死で本を読み、特にスケジュールに慣れるまでは大変だったけど結論、やってよかった!と心から言えます。
4ヶ月目から開始しましたが、
- お昼寝が最長2時間30分できるようになった。
- 1日の睡眠時間が14時間を越えるようになった。
- 最長、連続して約2時間自由な時間が確保できるようになった。
- 睡眠が満たされているので子供のご機嫌な時間が増えた。
ジーナ式を始めるきっかけになった「子の睡眠時間の確保」「私の自由時間の確保」は達成!
大変さよりも、メリットが私にとっては大きくジーナ式ネントレ本当にしてよかったなと思っています。
次男はいつから【ジーナ式ネントレ】を始めた?

次男は生後1ヶ月6日目からジーナ式ネントレを始めました。
理由
長男の育児を通して、「ジーナ式ネントレをしない大変さと、ネントレをするメリット」を強く感じていたから。
妊娠中から次男でもジーナ式をする!と強く心に決めて出産しました。
また、生後4ヶ月からスケジュールを定着させる大変さも知っていたので、
できるだけ早く、1ヶ月検診を終えたタイミングからスタートしました。
1ヶ月から始めたネントレでつまずいた4つのポイント
- 起きていられない
- 早朝覚醒
- 寝かしつけ
- 本から情報を探すこと
低月齢からジーナ式ネントレをスタートした人には、共感していただけるのではないでしょうか。
本の通りに実践しても、「起きていられない」「お昼寝後に自然と目を覚さない」
それなのに「赤ちゃんが自分の力で自然に眠れるように(寝かしつけに苦労)」ならない。
その度に本から情報を取ろうと思っても、バラバラのページに情報が散らばっていて、「あれ?あの情報はどこいったけ?」とページを捲りまくる日々。
必死に本を読んで情報を探し、先輩からアドバイスをもらいながら時には自分なりの解釈も加えつつ解決してきました。
やってよかった
次男は長男よりも低月齢から始め、いろんなやり方を早くからチャレンジする事ができ、夢にまで見た「セルフねんねの習得」をすることができました。
長男の寝かしつけで苦労していた分、育児の大変さが半減したように感じます。
スケジュールの定着も長男よりもスムーズで、夜通し寝の習得も長男より5ヶ月も早くやってきました!
次男でもジーナ式ネントレをして良かったと心から感じています。
まとめ

ジーナ式ネントレは、「赤ちゃんの生活リズムを整えて、赤ちゃんが自分の力で自然に眠れるようにする」メソッドです。
ジーナ式ネントレの開始時期は「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」によれば生後10日ほどからスケジュールを開始できますが、
実際にジーナ式ネントレで2人の息子を育てた筆者は、長男は4ヶ月1日目・次男は1ヶ月6日目からジーナ式ネントレを開始しました。
それぞれの月齢で始めた理由と、それぞれ苦労した点がありました。
2人の息子を全然違う月齢からジーナ式ネントレで育ててみて思ったことは、
ネントレは低月齢から初めた方がに楽
ということです。
今「ジーナ式ネントレに挑戦してみたいけど大変そう」と迷っているママさんの背中を
そっと後押しできるような、そんな記事を書いていけたらと思っています。
📚参考文献
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
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