ジーナ式を初めてみたもの、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあり

「こんなにうまくいかないのは私だけ?」
と不安を感じている方もいるのではないでしょうか?
この記事ではジーナ式ネントレで次男を育てている際、
生後2ヶ月の時に「何に悩み」・「何を原因と考え」・「どう対応していったか」
が書かれています。
同じ悩みを感じている方は、解決のヒントにしてくださいね。
生後2ヶ月の時に悩んでいたこと
- 寝かしつけの苦労
- 早朝4時前後に1度目が覚める
- 朝寝から起きられない
📚「生後2ヶ月の時に悩んでいたこと」に当てはまらない「スケジュールをする上での悩みは」こちらの記事も参考になります。
▶︎ジーナ式スケジュール完全ガイド|生後2ヶ月の授乳・お昼寝トラブル解決法
ジーナ式ネントレ【生後2ヶ月】のこの期間に変えたこと
- お昼寝と19時〜22時の睡眠をリビング→リビングの隣の遮光した部屋に変更
- お昼寝でおくるみを使い始めた
- 19時〜7時の睡眠はおくるみが乱れて顔を覆うのが怖かったので、スリーパーを使用
- ミルクをすこやか→ほほえみに変えた(少しでも節約…)
- ラストミルクを1時間しっかり起こす
ジーナ式ネントレ【生後2ヶ月】試行錯誤の日々とその中での気づき

📖《当時の悩み1》:寝かしつけの苦労。うまくいかず、長男が放置状態に
ネントレ=セルフねんねできるようになる!
といったイメージ、皆さんはありませんか?
うちの子は生後2ヶ月時点ではセルフねんね未習得
それどころか寝かしつけにはいつも苦労していました。
特に悩んだのが長男が在宅でワンオペ中の19時・ランチタイムのお昼寝の寝かしつけです。

長男との時間を優先したいけど、次男もジーナ式スケジュールで生活させたい。
でも寝かしつけに手こずって常に30分以上かかってしまう。
その間長男を一人で待たせてしまうことに罪悪感。
焦れば焦るほどその気持ちが次男にも伝わって→寝てくれない負のループでした。
💭《考えた原因》:誤った「サイン」がねんねと結びついていた
当時、我が家の寝かしつけは抱っことトントンでの寝かしつけ。
深く寝入る前にお布団に置いても必ず起きてしまいます。
次男にとっては、
寝る場所=『腕の中』
寝る方法=『抱っこでトントン』
間違った「サイン」とねんねが結びついてしまい、間違った「サイン」じゃないと不安で眠れなくなってしまっていたんです。
🛠《やったこと》:おくるみの導入
市の保健師訪問の際に相談したところ、おくるみで巻いて寝かしつけることを提案していただきました。
巻き方も実際に教えてもらい、早速次のお昼寝から挑戦!
初挑戦で今までの寝かしつけの苦労が嘘みたいに、10分もかからず自分の力でスッと眠りに入ることに成功。
ジーナ式開始から約1ヶ月でセルフねんねを習得することができました。
恐らくおくるみで包まれたことで、「抱っこ」や「トントン」の「サイン」がなくても
安心を感じて眠ることができたんだと思います。
その後セルフねんねの成功を定着させるためにも、ねんねルーティンを見直し。生後9ヶ月時点の今でも変わらないルーティンでセルフねんねしています。
🔁《今振り返って》:スケジュールを定着させていたことが成功のカギ

おくるみってすごい!
おくるみ最高!
当時は、すっかりおくるみ信者になっていました。
今振り返って考えると、おくるみの力だけではなく、ジーナ式スケジュール開始からおくるみを導入するまでの約1ヶ月間
生活リズムが次男に定着できていたことがセルフねんね成功のポイントだったんだろうと思います。
📖《当時の悩み2》:朝のお昼寝から自然に目を覚さない

9時45分
おくるみを外して、赤ちゃんが自然に目を覚ますのを待ちましょう。
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
赤ちゃんは眠った時間の長さに関係なく10時には完全に目を覚ましていなければいけません。
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
当時の次男は窓を開けても目を覚さず、電気をつけても掃除機をかけても何をしても頑なに起きません。
💭《考えた原因》:睡眠時間が足りていない?
大人でも寝不足だと”いつもの時間”だからといって起きるのは難しいですよね。
朝のお昼寝から何をしても起きることが出来ないのは、
もしかして次男は睡眠時間が足りていないのかな?と思い、1日の推奨睡眠時間を確認しました。
ジーナ式ネントレでは生後2ヶ月の1日の睡眠時間は14時間30分。
次男の場合は寝かしつけに苦労して寝つきが悪い・夜間授乳で起きている時間があったため、スケジュール通りに生活しているつもりでも、1日の睡眠時間が14時間に満たないことも。

起こす時間にこだわりすぎて、睡眠時間が減ってしまっていたんですね。
それに気づいてから、まずは日々の睡眠時間の改善を1番に考え、
朝のお昼寝は無理に起こさないことを決めました。
ただ、いつまでも寝かし続けているとせっかく定着してスケジュールが狂ってしまうので
「いつまでだったら寝かしていても大丈夫か」は意識していました。
🛠《やったこと》:活動限界時間を意識してランチタイムのお昼寝から逆算した時間までは寝かせる
参考にさせていただいたのは、愛波文さんの「ママと赤ちゃんのぐっすり本」
月齢別赤ちゃんの活動限界時間の目安は生後2〜3ヶ月では約1時間〜1時間20分です。
12時から始まるランチタイムのお昼寝から逆算すると、10時40分まで寝ててもいいんだ!と思うと心が軽くなりました。
しばらく続けていくと、次男の場合は部屋を明るくしてしばらくした、10時30分ごろには自然と目を覚ますことがわかりました。

📖《当時の悩み3》:早朝4時に1度目が覚める
早い子であれば生後6週間から習得する夜通し寝。
生後1ヶ月時点から考えると1度しか起きないだけで大きな進歩なんですが、他の方のブログやSNSを見ても、もう夜通し寝をしている子もいるのに、次男は必ず1回起きてしまう。
💡考えたところ、3つ原因が思い浮かびました。
①日中のミルク量が足りていない
②お昼寝のしすぎ
③ラストミルクの時に、目を覚ますことができない
💭《考えた原因①》:日中のミルク量が足りていない
ジーナ式では夜通し眠るようになるための1つとして、
1日の栄養の必要摂取量を朝7時〜夜23時に飲ませることをポイントにしています。
🛠《やったこと①》:体重から必要ミルク量の計算
1日の必要授乳量の計算方法
体重 ÷ 454 × 70 =【1日の必要授乳量】
1日の必要授乳料 ÷ 授乳回数 =【1回の授乳量】
次男の場合:
体重:5,300g
1日の必要授乳量:約820mℓ
1回の授乳量:約160ml
また、私は混合育児だったので、22時ラストミルクに何ml飲んでいるか?も授乳量がたりているか?の指標にしていました。
ミルク育ちの赤ちゃんなら、この時間の授乳を十分飲んでいるかどうかを確認するのは簡単です。成長期に必ず昼間のミルク量を増やしていれば、この時間の授乳で180ミリリットル以上飲みたがることはないはずです。
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
💭《考えた原因②》:お昼寝のしすぎ
ジーナ式ネントレでは長く眠る時間を夜中に持ってくるために、月齢ごとに合計お昼寝時間の上限が決められています。
生後2ヶ月のお昼寝上限時間:3時間30分
🛠《やったこと②》:お昼寝時間の確認
アプリ記録しているお昼寝を合計すると、お昼寝で約4時間眠っていました。
朝早く目を覚ますことで、朝のお昼寝の9時まで起きていることが出来ず、そのまま10時まで眠ってしまっていたことが大きな理由です。

本来なら朝寝分割をして対処するのが正解だと思いますが、我が家は長男の登園時間と重なって忙しかった為、原因への対処は保留にしていました。
💭《考えた原因③》:ラストミルクの時に、目を覚ますことができない
しっかりおっぱいやミルクが飲めるように、完全に目を覚ますまで少なくとも10分は待ちましょう
授乳が終わった時点で、目を覚ましてから1時間たっていることが重要です。
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」にも繰り返しこう記載されている通り、22時にしっかり目を覚ましておくことは夜通し寝を達成するためには大切なことなんですよね。
我が子は朝のお昼寝からの起床時と同じようにそもそも起きることができない。
起きれたとしても1時間起き続けることが難しく、ついつい寝たまま哺乳瓶から授乳してそのまま寝かすことが多かったです。
🛠《やったこと③》:22時のラストミルク時に根気強く起こして、1時間目を覚ましていることを意識
・明るい部屋に連れて行く
・蛍光灯の下に移動する
・足をくすぐる
・スリーパーを外す
・オムツ替え
・着替えと着替え時に保湿
・ツンツンする
「これをするとまちがいなく起きる!」は見つかりませんでした。
思いつくかぎりの刺激を日々与えて苦労しながら起こしていました。
🔁《今振り返って》:ジーナ式の本に書かれている、こんな方法も試せばよかった
・22時のラストミルクを24時近くまで遅らせる。
・19時以降のラストミルクを一時的にやめてみて、19時以降長く眠るようになったら、22時の授乳を再開する。
こういった調整方法も試してみてもよかったかな、と今なら思えます。
ジーナ式ネントレ【生後2ヶ月】この期間でできるようになったこと
セルフねんねの習得
ほとんどの赤ちゃんは夕方のお昼寝をやめる時期です。
ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
セルフねんねの習得は本当に嬉しかったです。
ですがセルフねんねを習得したからといって、夕方以降の疲れている時間はセルフねんねではすぐに寝付けないこともありました。
次男の場合はそのままお昼寝を無くしてしまうと疲れすぎて辛そうな様子だったので、抱っこで寝かしつけをすることも多かったです。
セルフねんねを習得して安定して眠れるようになってきたからこそ、1日1回夕方の抱っこでの寝かしつけが、より愛おしく大切な時間に感じていました。
夜中の睡眠時間が伸びてきた
まだ1度目を覚ますといっても、22時のラストミルクから4時まで長く眠れることができるようになったのは大きな進歩です。
この時期意識していたことは、
何日間か連続で長時間眠ったら、いつもより早く目を覚ましてもすぐに授乳で寝かしつけないことです。10分ほど様子を見て自分で寝付くのを待ち、もし寝付けない場合は抱っこで寝かしつけます。
それでも眠らない場合には授乳で寝かしつけます。
そうすることで夜中の早い時間に目を覚ますのが癖になるのを予防していました。
【まとめ】:ジーナ式の本を読み込むことで改善できる悩みも増えてきた
生後2ヶ月は生後1ヶ月から引き続いていた、「睡眠悩みに対する試行錯誤の成果」が少しずつ出てきた期間だったと思います。
またジーナ式のスケジュール通り生活することにも慣れてきて、本を読み込む余裕も少しづつ出てきた期間でした。
「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」って本当に教科書のようで、困りごとへの対処方法が本のどこかに書いてあることが多いんですよね。
本を読み込んだからこそ、記事に書いているような対処ができ、一つずつ解決に進んでいっているのだと思います。
でも正直、毎日欲しい情報を探してページを捲り続け、本を読み込むのは大変でした。
何度心の中で「もっとわかりやすく書いて〜」と叫んだことか。笑
その経験があったからこそ、このブログは1人でも多くの悩んでいるママさんたちの力になれたらいいなと思っています。
📚【生後2ヶ月】「お昼寝途中で起きちゃったらどうしたらいい?」「朝5時に起きたら普通にたっぷり授乳していいの?」など細かい状況での対処方法はこちらの記事にまとまっています。
▶︎ジーナ式スケジュール完全ガイド|生後2ヶ月の授乳・お昼寝トラブル解決法
📚ぜひ他の記事も参考にしてみてくださいね
▶︎【実践ママが解説】ジーナ式ネントレのやり方|朝7時起きから始める4ステップ
▶︎【体験談あり】ジーナ式ネントレがうまくいかない理由4選|よくある失敗と解決法
参考文献
📚ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
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