長男は生後4ヶ月から、次男は生後1ヶ月からジーナ式をスタートしたわが家。
そのため、新生児期のジーナ式スケジュールは、実は未経験なんです。
でも当時の自分を思い返すと「もし今の知識と経験があれば、もっとラクに過ごせたのかも」と思うことがたくさん。
今回は、あの頃の悩みを踏まえて「今ならこうする!」という私なりのジーナ式の取り入れ方をまとめてみました。
新生児期のジーナ式に迷っているママの、ヒントや安心につながれば嬉しいです。
新生児期のスケジュールとポイントはこちらの記事に詳しく書いています✏️
▶︎【ジーナ式ネントレ】生後1〜2週目のスケジュール完全ガイド
▶︎【ジーナ式ネントレ】新生児(生後2〜4週目)のスケジュール完全ガイド|実践ポイントも紹介
新生児ジーナ式でよくある悩み
悩み①:「7時起き」が辛い時はどうする?

ジーナ式は「朝7時起き」が基本。でも正直、寝不足すぎてそれどころじゃない日もありますよね。当時の私は「寝られるときに寝たい!」が、本音でした。
そんなときは、以下のように“ゆるく”ジーナ式を取り入れたらよかったな、と思いました。
- まずは8時起きを目指してOK! 少しずつ7時に近づけていく。
- 夜の授乳を1回パスする(もしくはパパに任せる)工夫を取り入れて、朝に余裕をつくる。
- 7時に起こしても二度寝してOK。ただ、授乳と日中のスケジュールは意識する。
ジーナ式の目的は「生活のリズムを整える」こと。
「7時ちょうど」にこだわらず、“起こす→明るくする→授乳”のセットを朝に入れることを意識すればOKです。
悩み②:授乳の痛みと赤ちゃんの体力不足

私は母乳が詰まりやすく、常に胸が痛かった…
さらに、赤ちゃんは体力がないのか授乳中すぐに寝てしまい、「ちゃんと飲めてないのに寝ちゃった」と不安でいっぱいでした。
今ならこうします:
- 授乳前におっぱいを少し搾って柔らかくしておく:赤ちゃんが吸いやすくなり、詰まり予防にも。
- 授乳は寝かせすぎず、こまめに分ける(例:片乳→オムツ替え→反対乳):眠気対策+飲む量もキープ。
- スケジュール通りに飲まなくてもOK。まずは“1日を通して量が取れているか”を意識する。
ジーナ式のスケジュールは、赤ちゃんの体調や発達に合わせて“参考にする”くらいがちょうどいいと、今なら思うことができます。
ジーナ式を実践する際の注意点とアドバイス
ジーナ式は「全てその通りにやらなきゃ!」と思うと、かなり苦しくなります。
実際、私もそれで心が折れそうになりました。
でも、完璧じゃなくても大丈夫。取り入れられるところからやればいいんです。
ジーナ式で失敗しがちなポイント
- 「全部スケジュール通りにやらなきゃ」と思いすぎる
- 赤ちゃんの様子よりも時間に目が行ってしまう
- ママの体調がしんどいのに無理して合わせてしまう
→結果、赤ちゃんもママも疲弊してしまい「やっぱりジーナ式無理だった…」となるケースが多いです。
こちらの記事もおすすめです。
▶︎【体験談あり】ジーナ式ネントレがうまくいかない理由4選|よくある失敗と解決法
無理なく続けるためのコツ
- うまくいった日だけ記録する(=自己肯定感UP)
- 家族の協力を得て、“朝のリズム作り”をチーム戦にする
- スケジュールは“目安”。赤ちゃんの状態を優先してOK!
ジーナ式の本にも書かれているように、赤ちゃんには個人差があります。
ピタッとスケジュール通りにいかなくても心配しなくて大丈夫です。
ジーナ式 新生児期のまとめ
ジーナ式は、「生活リズムを整えて、赤ちゃんもママも心地よく過ごす」ことが目的です。
決して「スケジュールを完璧にこなすこと」がゴールではありません。
新生児期は、ママも赤ちゃんもまだまだ手探り。
だからこそ、“できるところだけ、無理なく”取り入れていけばOKです。
ポイントは…
- 7時起きにこだわらず、朝のリズムを少しずつ意識していくこと
- 授乳やスケジュールは「目安」であって、体調と赤ちゃんの様子が最優先
- 完璧じゃなくても、続けることで少しずつ整っていく
過去の私も、「寝不足で限界」「授乳がつらい」「赤ちゃんが全然飲めない」と悩みの連続でした。
でも今なら、「もっと気楽に、でもリズムを意識して過ごすだけで違っていたかも」と思えます。
ジーナ式は、“自分と赤ちゃんに合う形で取り入れていい”育児スタイル。
焦らず、比べず、あなたらしいペースで進めていきましょうね。
参考文献
📚ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
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