ジーナ式を始めてみたけど、
「うちの子はトラブル続きで、スケジュール通り生活できない」
「本当に夜通し寝るようになるの?」と不安になりますよね。

特に生後4〜6週ごろは赤ちゃんの生活リズムがまだ整っておらず、睡眠が整う気配の見えない赤ちゃんも多いですよね。
ネントレ実践者のママにはとても大変に感じる時期だと思います。
でも大丈夫!
この記事ではそんなママたちの力になれるよう、「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」に基づいて
生後4〜6週目の1日のスケジュールと
スケジュールを軌道に乗らすため、授乳・お昼寝の大事なポイントを解説します。
私の実体験や悩んだポイントは別の記事にまとめていますが、まずはこの月齢で
「知っておくとトラブルへの対処が安心してできる」内容に絞ってご紹介します。
※このブログ記事には筆者の経験と主観も入っています。補足情報として利用して下さい。ジーナ式ネントレを実践される方は「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」を読まれることをおすすめします。
「2〜4週目」からのスケジュール変更点
・9:00~10:00 | 朝のお昼寝 | 1時間30分⇒1時間に変更 |
・10:30 | 授乳 | 10時⇒10時30分に変更 |
・14:30 | 授乳 | 14時⇒14時30分に変更 |
・16:15 | 夕方のお昼寝 | 16時⇒16時15分に変更 |
生後4~6週目1日のスケジュール【画像あり】
🗓️1日の流れ(目安)

- 総睡眠時間:15時間ほど
- 昼寝上限時間:合計4時間30分
- 授乳:1日6〜8回(夜間を含む)

この時期はまだ赤ちゃんもママも不安定で、
本のとおり完璧に進める必要はありません!
「こんな流れになるんだな」と知っておくだけでもOK◎
スケジュールは、待ち受けにしたり印刷して壁に貼るなどして活用して下さい!
※この変更に合わせて1日のリズムが徐々に整いやすくなります。
午前のポイント|7時起きから10時30分の授乳まで
7時の授乳|早朝授乳があった場合の対応
🕔5時よりも前に授乳した場合
張ってる胸から授乳し、まだお腹が空いているようであればもう片方の胸からも授乳する。
🕕5時〜6時に授乳した場合
2番目に授乳した胸から授乳する。(前回の授乳から間隔が短いので、この時間では飲む量が減ってしまう可能性あり)
💡それによって、朝のお昼寝が寝付けない・10時30分までがご機嫌がもたない可能性もあります。
朝のお昼寝|すぐ眠くなってしまう・寝付けない場合の対処法
🕘9時まで起きていられず、すぐ眠くなってしまう場合や寝付けない場合、次の2つのポイントを確認して見てください。
①夜何時に目が覚めている?
→6時に目を覚まし、眠りに戻れない場合。
7時まで寝る練習をする必要があります。「赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」124ページの「朝早く目を覚ます」を参考に対応してみて下さいね。
②7時のミルクを少ししか飲まない
→6時に授乳をして7〜8時の授乳がうまくいかず、ほんの少ししか飲まない
そのせいで朝のお昼寝が寝付けない場合は、朝のお昼寝の前に軽く授乳をしてみて下さい。

短期間であれば、朝のお昼寝を2回に分けるのもおすすめです。
10時30分の授乳|タイミングの調整と注意点
▶︎6週目頃には7時の授乳後のお腹の持ちが良くなり10時の授乳が10時30分に遅らせることができるようになります。
ですがもし朝5〜6時に授乳していた場合は、朝7時の授乳の飲む量が減ってしまって、空腹で10時30分まで赤ちゃんのご機嫌がもたないことがあります。
その場合は朝のお昼寝から起きたタイミングで早めに授乳をしてもOK。

💡10時30分の授乳を早める場合は、次のお昼寝をしっかり寝るためにランチタイムのお昼寝の前に軽く授乳を行うことがおすすめです。
午後のポイント|ランチタイムのお昼寝から19時の就寝まで
ランチタイムのお昼寝|途中で起きる・起きたら寝ない時の対策
🕐45分ほどで目を覚ましてしまった時
10分〜20分ほど様子を見て赤ちゃんが自分で寝付くのを待ちます。
▶︎それでも寝付かない場合
次の授乳分の半量を飲ませて、14時まで眠るように寝かしつける。
▶︎どうしても眠らない時
夕方のお昼寝まで持つように14時の授乳の後に、10分〜15分ほどの短めのお昼寝をさせる。
夕方のお昼寝|起きていられない・寝れない場合のスケジュール調整
🕓16時15分まで起きていられない場合は、短めのお昼寝を2回、合計で1時間ほどさせる。
▶︎眠れなかった場合はお風呂と次の授乳を早める必要がある場合も。

注意⚠️:早めに寝かせて、まとめて1時間寝させるのは後のスケジュールに響くのでおすすめしません。
夜中のポイント|22時以降の対応
22時の授乳|間隔を伸ばすヒント
授乳が終わった時点で、目を覚ましてから1時間経っていることが重要。
夜中の授乳|目覚めた時間別の対応方法
🕑2〜3時頃に起きることが続いている場合
しっかり全量授乳。数日間続く場合は22時の授乳量が充分でない可能性があります。授乳時間を増やすかミルクを足すなどしても良いかもしれません。
💡22時の授乳を2回に分ける方法もおすすめです。
🕓4時前に目を覚ましたら
しっかり全量授乳。
🕔4〜5時の間に目を覚ましたら
片方の胸から授乳。7時の授乳は張っている胸から行う。
🕕6時に目を覚ましたら
片方の胸から授乳し、もう片方の胸は7時30分から授乳。
⭐️毎週順調に体重が増えている赤ちゃんのほとんどは、以下の条件が揃うと夜中の授乳間隔が空いて来ます
①7時から23時の5回の授乳で1日あたりの必要摂取量を飲んでいる。
②7時から19時の間の合計睡眠時間が4時間30分以下である。
生後6週間ごろ|成長期の対応
▶︎6週目頃にまた成長期が来ます。
7時・10時30分・18時15分の授乳で少し長めに授乳するかミルクの量を20ml追加するのがおすすめです。
▶︎成長期では、お腹が空いてランチタイムのお昼寝で早く起きたりすることがあります。その場合、その日は14時30分の授乳の半量を早めてあげることで対応。翌日はお昼寝前に軽く授乳をして様子を見てください。
💡大切なのはランチタイムのお昼寝でぐっすり眠る習慣をつけること。
▶︎赤ちゃんにも個人差があるので、睡眠の様子や授乳後の様子を見て判断して見てくださいね。
まとめ|「無理しない」が合言葉
生後4〜6週目は、まだまだ赤ちゃんもママもペースが安定しない時期。
ジーナ式のスケジュールは「目安」として柔軟に使いながら、赤ちゃんの反応を見て調整していきましょう。
私自身も試行錯誤していました。一緒に少しずつ慣れていけたら嬉しいです。
参考文献
📚ジーナ・フォード『カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』,朝日新聞出版,2020/1/20
コメント